ロシア観光ビザまとめ 2017/10
2017年10月の個人でのロシア観光ビザ取得まとめ。
旅行まとめは別で記載。
2017年10月時点ではビザに関する情報が錯綜していた。この記事を書いている2020年にはウラジオストクが最も近いヨーロッパとして流行ったので、ビザについてももっと確かな情報があるのではないかと思う。
ウラジオストク発着の場合には不要という情報があったけど、ハバロフスクを経由して帰国する際に不要になるのかの情報がなかったために取得。
費用
ビザ申請に必要なバウチャー料金が2017年10月時点で1,940円。ビザ自体は無料だった。
申請後、2週間(10営業日)後の受取なら無料、2週間未満になると有料。お金を積めば申請翌日にも発行できる。申請時に前のひとが翌日で申請していた。翌日は24,000円。大使館での支払いは2019年7月1日から現金不可。銀行振込又はクレジットカード(Visa、Mastercard)払いのみ。
ビザ取得代行の業者に頼むと、どの書類、業務を依頼するかで金額が異なり手数料5000-10000円くらい、ビザ料金が発生する場合にはプラスでビザ料金の印象。
申請・受取場所
ビザの申請、受取はロシア大使館(在日ロシア連邦大使館)領事部。大使館はロシアの祝日は休み、日本の祝日はやっている。しかし祝日でないときもやっていないときたまにあるので注意。下記のサイトに休館日の情報あり。
大使館サイト
以下。読み込めないときがあった。
大使館訪問予約
下記サイトからの予約必須。
2017年取得時点では大使館に行けば良かったけど、近年事前予約が必須になったらしい。詳細は下記。
大使館混雑具合
業者よりも後ろになるととても時間がかかると言われて9:30オープンのために9:00に着いたけど既に3人並んでいた。でもいまは上記のように事前予約必須になったから混雑具合は関係ないのだろう。
必要書類
4種。
・パスポート
・ホテルバウチャー
・EVA(電子査証申請書)
・パスポートサイズの写真
ホテルバウチャーは下記TravelRussia.suというサイトで取得可能。代金(1,940円)支払い完了時点でPDFが送られてくる。
EVA(電子査証申請書)は下記ロシア連邦外務省のサイトで取得可能。無料。
Заполнение электронных форм визовых анкет
申請・受取
道路に面した大使館の入り口の鉄格子を9時過ぎに係員のひとが開けてくれる。時間は日により若干異なるらしい。中に入ると恐らく目的別に2方向に分かれているけど、みんなが同じ方向に行くので着いていった。整理券を発券して順番を待つ。業者のひとらは10冊以上パスポートを持っている。20冊までの受付らしく、20冊越えのひとは午後に予約が必要だった。いまは事前予約があるので異なると思う。
窓口が3か所くらいあるけど、稼働しているのは1か所だけだった。鉄格子の向こうにパスポート等を渡すと、引換書をもらえる。2名分まとめて申請したけど引換書は1枚だけだった。
パスポート等預けているけど特に署名もしていないので、引換書を落としたらパスポート含め受取に苦労しそう。写真の署名?は係員のもの。
受取時は引換書を渡したらすぐにもらえた。
その他
同行者のビザを取得に関して、本人以外のビザ申請時に委任状が必要という情報があったが不要だった。
委任状フォーマット等の情報がなく、日本語で作成した委任状をパスポート等と併せて提出したけどそのまま返却された。委任状が無くても問題ないらしい。
以上。これまでにインド、エジプト、カンボジア等、ビザ取得してきたけど、ロシアのビザ取得の難易度はそれなりに高いと思う。必要書類はそんなに無いけど、情報が少なすぎる。ネットを見る限りビザの必要条件がたまに変わったりするらしいけど、大使館のサイトですら情報が不足している印象。使わなければいけないサイトが日本語対応していなかったり、英語ですら対応が甘かったりする。無事にビザが取得できてよかった。
おわり。