省エネに生きてる

海外旅行記で在りたかった。コロナで旅行出来ていない。最近株が面白いのでたまに株について書きそう。

エジプト旅行滞在7日目 ギザ!

エジプト旅行2018/12/4-11、6泊8日。滞在6日目、最終日。ギザのピラミッド観光。


 まとめは別で記載↓  melon-pan-3.hatenablog.com  


ハイライトのピラミッドをこの日に設定しているために終盤ながらかなりメインな日。帰国の飛行機に乗らなきゃな日だから時間との勝負。

寝台列車でカイロ着。立地的にCairo station≒Ramsis station≒Al-Shohadaa station。歩ける。

 

寝台列車含め乗り物のまとめは以下↓ 

melon-pan-3.hatenablog.com

 

カイロに着いたはいいけど、まずキャリーケースの保管に困った。カイロに宿泊をしていないために預けられる場所がない。カイロの駅は大きいのにロッカーがない。事前に調べてロッカーの情報が出てこないなとは思っていたけど、大きい駅だしまさかロッカーくらいあると思った。でも無かった。

 

キャリーケースをギザでも持ち歩くことも考えたけどさすがに手放したい。どこかのホテルで預かってくれるのではと考えて近隣のホテルを訪ね、いろいろあってナイル川沿いのザ ナイル リッツカールトンホテルで預かってもらうことになった。汚い格好をしているのにリッツは優しかった‥。

 

荷物を受取りに行った時に微々たるチップを渡したけど、バクシーシと違ってその場で金額確認されたりしないし、ありがとって受け取ってもらえて、バクシーシよりチップのが渡した側も納得して渡せた。


バクシーシは金額が少ないと怒られたり、もっと寄越せと言われたり、チップとは概念が異なるから致し方ないのだろうけど、馴染みが無さすぎて最後の最後でリッツの優しさに触れた感じがした。ありがとうリッツ。

ザ・リッツ・カールトン カイロ

 

話は戻って、カイロからギザにはメトロ+バスで移動。カイロから行く方法はタクシーとかカイロからバスもあったけど、タクシーは値段が高い。信用度的にUberを使いたかったけどwifi環境がなく断念。バスはギザの最寄り駅からのがハードルが下がるから、ギザの最寄り駅に移動してからバスにした。

 

カイロ(Al-Shohadaa駅)から地下鉄でEl Giza駅に移動。

El Giza駅には案内してお金を取ろうとするひととか、親切心で案内をしてくれるけど間違っているひとがいるとの情報を得ていたために、駅に着いたらひとには着いていかないことに決めていた。実際子連れのお父さんが全く違う方向に案内してくれようとしたけど、キャリアウーマン風の女性がわたしたちの向かっていた方向で合っていると教えてくれた。

 

バス停というかバスの溜まり場はEl Giza駅からAl Haramという大通りに出たところ。下の写真の赤丸らへん。Gizaの表記がEl Giza駅。車は右車線でAl Haramを南西にずっと行くとピラミッドがあるので、駅から出たら道を反対側に渡る。

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乗るバスが分からなかったし、ピラミッドと言ってもあまり通じていなかったけれども、見た目が明らかな観光客でピラミッドの最寄り駅にいるわたしたち。ピラミッドに行くと判断してもらえて、親切なひとがバスを教えてくれた。ちなみにアラビア語でピラミッドは「هرم(Haram)」。両手の親指と人差し指をくっつけて作る三角形のジェスチャーだった。

 

バスでも英語は皆無。降りるバス停すら分からないけどAl Haram通りを真っ直ぐ4km程度進み、右に曲がる直前で降りればいいことを地図から判断。下の写真の青矢印がバスの進路。 

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ピラミッドで降りることを周りにアピールして降ろしてもらった。料金は4ポンド。事前に調べてた金額と違うから支払いを一瞬渋ったけど、正規の金額だったみたい。バスの中で係員みたいなひとが徴収に回っていた。

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バスの車内。乗車率6割程度。

バスを降りたらピラミッドの入り口までは歩き。道に迷いつつGoogle mapを駆使。途中明らかに現地民しかいないところとか歩いていた。案内をしてお金を稼ごうとするおじさんを引き連れ、ようやくピラミッドの門の前に到着。支払いの窓口が小さくて混み合っているけど、混んでいるからこそ窓口の場所は分かりやすい。チケットを入手して敷地の中へ。 

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敷地(チケット売り場)の前には有名なKFC。

 

ピラミッドは3つある。クフ王カフラー王メンカウラー王、それぞれのピラミッドが計3つある。クフ王のピラミッドの内部見学もした。クフ王カフラー王は内部見学が出来るらしい。

 

ピラミッド内部はひとがすれ違えないくらい細いところや、梯子で登り降りをするところがあった。場所によっては天井も低く、157cmのわたしは立って歩けるけれども体格の良いひとは大変そうだった。

 

ミイラが安置されているところなどは部屋のように空間になっていて、天井も高いし広い。撮影禁止だったけれども警備員のようなひとにお金を渡せば撮影できるみたいだった。お金で何でも解決できる国という印象が強いよエジプト。 

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ピラミッドはNo Climbing

 

ピラミッドの外は砂漠のような砂地だったり舗装されている場所があったりする。舗装されている道の近くには物売りのひとや、らくだを連れているひとがいる。

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ラクダ。乗れる(有料)。

 

敷地の出口付近には10軒弱の露店が連なる。敷地から出て帰りのバスを探す。どこでバスに乗れるのかの情報は無し。駅前と違いバスの溜まり場が無いことには気づいていた。地図上はバス停があるけど、時間通りには来なさそうな雰囲気がぷんぷん。

 

来たときにバスを降りた辺りに行けばなんとかなるだろうと「طريق المنصوريه」通りというAl Haram通りと直角に交わる道の右側を矢印の向きに歩く。

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この判断は正解だった。信号待ちをしているバスの行き先がEl Giza駅になっていたので運転手さんに声をかけて乗せてもらった。帰りは降りる場所が駅だから分かりやすい。でも降りるときにスピードを緩めるだけなのでアトラクションみたいだった。同行者は降りたけど、わたしは降りれなかったら乗客が運転手に声をかけてきちんとバスを停めてくれた。ありがたい。

 

自分たちは無事だったけど、2019/12/29にAl Haram通りの近くでバスが巻き込まれるテロがあった。他人事ではない。

 

El Giza駅から中心部に戻り、スーパーでお土産の買い物。リッツカールトンにキャリーケースの受取り。地下鉄に乗り、Attaba駅で3番線の地下鉄に乗換え。空港に向かい無事に着く、はずだった。

 

情報の入手が出来ていなくて想定外な出来事だったのが地下鉄が空港にまで繋がっていなかったこと。街中や地下鉄の地図を見ると、空港に繋がってなさそうな地図もあれば繋がっている地図もあるために新設されたから古い地図の更新ができていなかったのかと思っていた。けれども、その理解は全くの逆だった。2018年12月の旅行時点では地下鉄は空港まで伸びていないのに、建設予定であるために空港まで繋がった路線図の地図を貼っていたのだ。エジプト、地下鉄のハードルが高い。

 

この路線図は空港までがまだ繋がっていないことが明確に分かる日本語の地図。親切。

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3番線(緑の線)の右上が未だ空港に未接続。

 下記の日本地下鉄協会のリンクより確認可能。

www.jametro.or.jp

空港に着くと思っていた地下鉄は途中の駅で折り返し運転。いきなり反対方向に動き始めた電車に焦るわたしたちに、地下鉄の乗客が空港まで地下鉄が伸びていないこと、戻った駅でタクシーに乗ることを進言。

 

結局1駅戻ったKoleyet El-Banat駅でタクシーを拾い、空港までの値段交渉、降りるときにもタクシー代とは別途バクシーシを要求されたりしながら無事に空港。一安心のエジプト最終日だった。

 

帰りの飛行機は初めてのEmirates。画面も大きくて、初めて機内食が美味しくてとても満足。乗換のドバイ国際空港は装飾が金色に煌めいていて滝が流れていて想像通りのドバイだった。

 

楽しい旅行だった。おわり。